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くらしの植物苑「伝統の桜草」

これでまた佐倉へ行ってしまった。歴史民俗博物館の附属植物園でやっている展示である。

JR佐倉駅から歩いたが、その途中で色鮮やかな雉を見た。

20メートルくらいの距離から見ていても逃げる様子もなく悠然としており、雌か雛か、茶色い数羽の鳥も見えた。

田んぼには鴨も泳いでいるし、住宅も近いのに「野生の楽園」である…。

展示の方はいろいろな変種が美しく、興味深かった。
まるで雪の結晶のような変わり咲きの「星祭」や、真紅が美しい「小町紅」「こぼれ紅」「寿」。
白が映える「光る雪」や「母の愛」「十六夜」。
梅咲きの「梅が枝」や八重咲きの「小桜重」なども変わっていて面白く美しい。
かすりで桃色が入る「絞竜田」「即位の宴」なども独特のもの。
茎が凛と立っている「美女の舞」や「心意気」など、それらの中でも群を抜いて見えた。
「東鑑」はその名のように坂東武者のような美しさと粗野さがあり、いわゆる「狂い咲き」(花弁が波打っている)の「伊達男」も命名通りに見えた。

このような花つくりは、全く繊細な芸術と言って差し支えない。

帰り道には、かの雉はまだいて、しばらく見ていても小池の小山の上でじっと動かなかった。
田には鷺。

会期は5月6日まで。

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