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「海賊と呼ばれた男」

1月2日の夜に、たまたまAMラジオのNHK第二放送を聞いているとやっていた朗読ドラマである。

第2回で、イランにイギリスが介入しているという情報がもたらされるというくだりだったが、面白くて深夜にもかかわらず最後まで聞いてしまった。

石油会社が、メジャー(欧州の大石油会社連合)に抑えられ、イギリスの搾取にあえぐイランに、国交も無いにもかかわらず商取引し、石油を運び込む、という話で、時代は昭和28年であり、戦争時代の思い出もときにはさみながら物語は進行する。

日本人の心意気というのも主題のひとつであるが、私などは私生活でぐうたら会社員だから、情熱を持って仕事をする人々の姿がとても刺激になった。

いよいよタンカーが極秘裏に出航し、懸念されるイギリスの妨害や幾多の不安材料と戦いつつイランのアバダン港を目指すくだりの使命感と熱さは、ほとんど宇宙戦艦ヤマトのイスカンダルへの航海もかくや(笑)とまで思われた。

橋爪功氏の声色を駆使した朗読もよい。

(補足)
事前にご紹介する予定が例の遅筆で事後になってしまった。
昨夜(1月5日)、深夜に最終回が放送。
会社はいずれ時間の経過とともにいつか滅びても、この精神は代々受け継がれていく、と。

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