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2012年5月

金環日食

朝、どんよりと一面の雲。6時前から雨。時に激しく、「なんだこりゃ」という感じ。TVの渋谷の方がまだ太陽の光が見えている。

6時18分欠け始め予想。上述のように驟雨だ。気象庁HPの「レーダーナウキャスト」でも、雨の範囲が帯状に横たわっている始末だ。

7時でも無理だったが、7時過ぎから雲がところどころ薄くなりはじめ、ときどき三日月状の太陽が雲を通して見えだした。

そして金環時刻の7時30分過ぎ、日食眼鏡を通して、ときに雲を透かして小さく繊細な環が見えたのは素晴らしかった。雲を通しているので減光の必要がなく、そのまま雲と金環の写真を撮らなかった(撮れなかった)のが悔やまれた。

金環時刻の後半は厚い雲になってしまったが、ときどきは7時50分くらいまで観望可能だった。

貼れなかったのは誠に残念だが、これは金環や皆既日食を海外まで追いかけて見に行っても良いぞと思わせる、希少な体験だった。

次は国内では2030年6月1日の北海道の金環日食(これは今回の金環日食の一サロス周期後の日食となる)、2035年9月2日の本州を横断する皆既日食に期待しましょう。

(ちなみに検すると、島嶼部とか北海道以外の日本中央部で見られる皆既日食は、今世紀中にはこの2035年一回しかない)

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満月

昨日は「月最近」で、かつ満月に当たり、大きな月が見られたらしい。

私も昨夜20時ころ?ちょっと窓を開けてみたが、雲が下から照らされているだけで見ることはできなかった。

しかし一昨日は、車窓から関東平野を昇ってくる14日の月を見ることができた。

この月がもう半周するといよいよ金環日食になる。

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春の眺め

  東園晩眺    金 元好問

霜鬢蕭蕭試鑷看
怪來歌酒百無歓
舊家人物今誰在
清鏡功名歳又殘
楊柳攙春出新意
小梅留雪弄餘寒
一詩不盡登臨興
落日東園獨倚欄

霜鬢(そうびん)は蕭蕭として 試みに鑷(ぬきと)りて看る
怪しみ来る 歌酒 百も歓び無きを
旧家の人物 今 誰か在る
清鏡 功名 歳 又残す
楊柳 春を攙(たす)けて 新意を出だし
小梅 雪を留めて 余寒を弄す
一詩 尽くさず 登臨の興
落日の東園 独り欄に倚る

白髪混じりになった髪はさびしく、ためしに一本抜いてしげしげと見てみる
(昔と違って?)歌や酒も何も歓びがないと感じる
昔の名家の人々は今誰が健在だろう
澄んだ鏡に自分を映してみると、昔の功名と今の積もった年を思って複雑な想い
柳は春が来たという季節の動きを助けるように芽を出して新しい趣をのぞかせ
小さい梅の花には雪が積もっていてまだ寒が残っていることをしめしている
一篇の詩では、塔に登って眺める思いは描き尽くせない
夕日が沈む東園で、一人塔の欄干によりかかっている

※4月1日に更新しようとして更新し忘れていた…。

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