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日本の自然

再び私は驚嘆した。

昨日曜日21時からののNHKの番組である。それはこの日本列島の自然が、世界的に見てもいかに特異で、豊かなものかを教えてくれた。

世界でもっとも北に、雪の山の中にも住んでいるニホンザル。もちろん温泉につかるサルなどは世界で唯一だ。世界最大の両生類であるオオサンショウウオや、樹上に産卵して雨とともに子が池に滴下するモリアオガエルなどの両生類の宝庫。私たちは蛍は水辺のものだと思っているが、世界的に見てそのようなものは数種(と番組は言っている)で、本来は森の中に生息し、カタツムリなどを食べているのだ。そのうち水中に住むカワニナなどを主食とする種が現れたのが日本の蛍であるという。

そして、世界に住むネコ科の動物のうち、珍しく(唯一?)魚を捕えるイリオモテヤマネコ。彼らがこの島に来たとき、主にえさとなるネズミがいなかったのだ。

そして、それにはそれなりの秘密があるのだった、曰く、ブナの木、曰く、東南アジアの島々が形成されたことによって大きく屈曲して日本に向かうようになった黒潮、また日本が大陸から離れたことによって日本海に流れ込み、冬の日本海側の世界的な豪雪と豊かな水をもたらす対馬海流…。

ニホンザルが冬の厳しく餌の乏しい自然の中、生意気?にも川の石を一つ一つひっくり返してカワゲラ類の幼虫を探している映像は微笑みを誘った。

私たちは身近な自然を当たり前と思わず貴重に、かけがえのないものと思う感性が何より必要ではないかと思わされた。

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