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大漢風

項羽と劉邦の楚漢の戦いを描いた中国の歴史ドラマ。

以前衛星放送でも放送されていたが、当時は見れなかったので,DVDを借りてずっと見ている。全50話あり(ちょうど大河ドラマと同じ)、前半は秦が滅び劉邦が漢中王に封じられるまで、後半は(まだ見ていないがおそらく)劉邦の死までである。

この休みで、虞美人そして項羽の最期と劉邦の即位を見た。項羽の遺体の前で一人嘆き問いかける劉邦の姿は胸を打った。

さすがに本場中国作成だけあって人物が活写されている。

特に劉邦は、「度量が広い」「仁君」と周囲に賞揚されながらも、見たところでたらめかと思えば細心、人が良いと思えば残忍、用心深いと思えばめちゃくちゃ、誰でも懐に入れると思えば限られた者しか心を許さぬ。もともと口はうまく、最近ではどこまでが芝居か本心かわからない。非常によく描けていると思う。

呂雉(劉邦の妻、呂后)も、最初は嫁き遅れ気味のインテリ女性だったが、辛苦をなめるに従い次第に残忍な性質に変貌していく。

この一見度量が広いがしたたかに生き残る劉邦と呂雉のコンビと、敵に対しては容赦なく一見残忍に見えるが実は一本気な項羽と心優しい虞美人との対比が興味深い。

45話にして項羽は斃れたが、まだ5話分も話は続く。劉邦即位で最終回ではないのである。いよいよこれからは最終章、いうなれば「狡兎死して走狗烹らる」の巻だ。

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