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元旦明星(肩越しに金星・新年version)

あけましておめでとうございます。新しき歳・平成23年の到来であります。

6時15分に起きてみると、窓から残月と金星が見えていた。金星の白毫(びゃくごう)のような輝きは本当に美しい。

6時半前に家を出る。初日を見に行く道すがら、その三日月を逆に返したような残月と金星を見ていると、宇宙の中の地球が太陽の周りを一回転、その基点が今日元日…というような想いにとらわれる。

いつも初日を見ていたところが意外にもこの一年の内に団地に変わっており、いつか眺めたような房総の山から直接上がるような初日は拝めず。申し分のない快晴なのだが。

私はここ20年以上家の周りで初日の出を見ているが、どうもここ数年歩いている人が多いような気がする。初日を見ようとする人、犬を散歩させる人、ランニング(元旦から!?)…。もっと前は誰にも会わなかったのだが…。これもライフスタイルの変化?不況の影響?

すでに日が昇ってからも、月を目印に金星を探すと、青い空にかすかに光っているのがわかる。さすがにこれは金星しかできないわざだが、それも7時20分頃には見えなくなった。

近来の地蔵尊に初詣する。その途中、今度は富士を見るが、大きくビルの向こう側に幻想のように浮かんでいた。よく晴れ、丹沢の山もくっきりして、富士のずっと左側にも名前が良くわからない山稜が遠くに浮かんでいた。

 初春の 光きらめく 地蔵堂

帰り道、青空に絹雲なのだろうが、淡く織り成すように白く広がっているのが実に美しく、長い間見とれていた。

 瑞雲や 絣の如く たなびけり

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