« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2010年8月

肩越しに金星Ⅵ

昨日から今日にかけて、金星とおとめ座のスピカが接近している由。

| | コメント (0)
|

唐詩の風景

今朝も4時前に目が覚めたので、植木久行『唐詩の風景』を開く。

長安南郊の紫閣峰や昆明池の情景を味わいつつ、長安の章を終わり、洛陽へ。

| | コメント (0)
|

春秋左氏伝Ⅱ

この土日は「左伝」(=『春秋左氏伝』)三昧だった。

前に書いたように7月の連休から読み始めたのだが、途中あいだがあいてしまったので、また一昨日から最初から読み直した。昨日は重耳が晋へ入国するところまで(僖公二十四年)。

儒教の経典ということもあるけれども、春秋時代は戦国時代とは違って、「覇者」でさえも「徳」による諸侯のリーダーシップを重んじ、礼を重んじた。管仲の進言などを読んでいるとそれがよくわかる。

カク(字が変換しないが鄭と並ぶ周の卿士の国で、「唇亡べば歯寒し」の故事に登場する国)の滅亡の話など、この書はじっくり読んでいると現代政治にもつながる教訓を得られる心地がする。

| | コメント (0)
|

吉川幸次郎注『詩経国風』(中國詩人選集1・2)

『詩経』は味わいたい上に、中国史はもちろん日本の文化を理解する上でも必読の文献なのだが、なかなか良い訳本がなく、何を読めばよいか困っていた。

岩波文庫では出ていないし、抄訳で中には解釈が怪しい(と感じる)訳本もあるし、海音寺潮五郎氏の口語訳も今ひとつと思い、また漢詩大系のくわしい本は大部で持ち運びに不便である。

その中で中国詩人選集のこの本は、国風だけで大雅、小雅がないのが難点だけれども、コンパクトな装丁でかつ語句の説明が詳しく、それを読みながら進めるとすんなり頭に入る心地がして大変よい。
古注、朱子、清儒の解釈などを公平に満遍なく上げたうえで解釈しているのも、偏りがなく初学者にはうれしい。

吉川氏のときに軽妙な訳も楽しい。表題だけで例をあげれば、
・ 簡兮           きらくじゃ
・ 叔于田        さぶろうのまきがり
・ 大叔于田   もひとつさぶろうのまきがり
・ 〔馬芻〕虞   なさけあるけもの
といった具合。

毎朝一遍ずつ読むのが楽しみで、かつ文献を読む力もついてきたような気がする。

| | コメント (0)
|

晩夏Ⅲ

日中は暑くても朝の風は涼しい。今日は見事な朝焼け。

『旧制中学入試問題集』。手紙の候文は小学五年生から教えているとのこと。今、「傍線部を候文体に直せ」という問題を解くのはむずかしい。

| | コメント (0)
|

晩夏Ⅱ

早朝、ツクツクがわずかに鳴いていたが、今は静か。

玄関先にあったセミの死骸は、蟻が運んでいったのか、羽だけが残っていた。

昨夜から待望の『旧制中学入試問題集』(ちくま文庫)を封切。明治の国語の入試問題を読む。「口語文を普通文(文語体のこと)に直せ」というのが多い。

| | コメント (0)
|

晩夏

炎暑があるとはいえ、風が少しく涼しく、セミもミンミンではなくツクツクボウシが主になってきた。

昨夜、植木久行『唐詩の風景』(講談社学術文庫1372)を読み、「詩仏」王維の幽玄な自然鑑賞の世界に触れる。

| | コメント (0)
|

処暑

今日は二十四節気の処暑。

秋が早い大陸と日本とでは気候が違うから、ぴったりとは言えないが、「暑さが退いて潜み処(お)る」時期であり、立秋からの残暑が退いて秋の気配が立ち始めるとされる。

「処暑には鷹が鳥を捕らえて祭り、天地の間には草木を傷め枯らす粛殺の気がみなぎり始め、穀物がようやく実りだす」と。

日本の気候からすると半月くらい早いだろうか。

| | コメント (0)
|

猛暑の詩

今年は猛暑なので、昨年抜粋を載せたが今年は全編を載せてみる。

.

苦熱行   唐 王轂

祝融南來鞭火龍
火旗焔焔焼天紅
日輪當午凝不去
万国如在洪爐中
五嶽翠乾雲彩滅
陽侯海底愁波竭
何當一夕金風發
爲我掃却天下熱

祝融(しゅくゆう) 南より来たって火龍に鞭(むち)うち
火旗(かき) 焔焔(えんえん)として天を焼いて紅(くれない)なり
日輪 午(ご)に当たって凝(こ)りて去らず
万国 洪爐(こうろ)の中に在るが如し
五岳(ごがく) 翠(みどり)乾きて雲彩滅し
陽侯(ようこう) 海底に波竭(つ)くるを愁う
何(いつ)か当(まさ)に一夕(いっせき)金風(きんぷう)発し
我が為に天下の熱を掃却すべき

夏の神である祝融が南からやってきて、乗っている火龍にむちを打ち
その火の旗はぼうぼうと天を真っ赤に焼いている
太陽は正午に南中したまま固まって中天から動かず
世界全体がストーブの中に入ったようだ
高山である五岳の緑も乾いて、かかる雲の彩りも失われ
海の神となった陽侯は海底で海の波が尽きるのを憂えている
いつになったら夕方に秋風が吹き始め
暑さにあえぐ私のために天下の熱を取り去ってくれるのだろう

※夏の炎天をうたう七言律詩。夏の酷暑をユーモラスに活写して余すところがない。

| | コメント (0)
|

肩越しに金星Ⅴ

今日、金星が東方最大離角。

火星とはなはだしく接近している。

| | コメント (0)
|

旧七夕

今日は旧七月七日で、七夕になる。

旧七月に入って以来、『江戸の歳時風俗誌』の七月の項を読んでいるが、江戸期の七夕の習俗はなかなか壮観だったようだ。この日、冷麦・冷素麺(そうめん)を食べるのも一般の風習とか。

 一年を中に隔てて相見まく 星の契りや思い尽きせぬ(古歌)

| | コメント (0)
|

ツクツクボウシ

今日、今年初めてツクツクを聞く。

| | コメント (0)
|

虫の声

今朝午前3時頃目覚めると、今年始めて虫の鳴く声を聞いた。

明るくなるとセミの声に代わっていた。

お盆を過ぎればもう晩夏か。

| | コメント (0)
|

東都大学野球Ⅴ

引き続き「週ベ」で、激闘というのを通り越して凄絶な死闘である東都一部・二部の入替戦(立正大vs青山学院大)について読む。

なにしろ一部は神宮球場で試合だが、二部になればとなりの神宮第二球場(ないし参加大学のグラウンド)。神宮第二球場は狭く、スタンドは内野しかなく、スコアボードは手書き、通称「ゴルフの打ちっぱなし練習場」(となりにゴルフ練習場があるからだが、本当に球場の一部はゴルフ練習場に使用されるらしい)。

昨週優勝の立正大は今春健闘しつつも最下位に転落。一方の青学大は四半世紀ぶりに二部に転落し、その屈辱の中二部で完全優勝。しかしそれは入替戦の切符を手に入れたに過ぎない。その入替戦で勝てなければ一部昇格できないのである。

試合は三回戦までもつれこんだが、二回戦も本調子ではなかったという立正大のエース南は三回戦で力尽き、立正の陥落、青学の昇格が決まった。泣き崩れる立正大の選手を横に、勝った青学大の河原井監督にも笑顔がなかったという…。

「戦国東都」恐るべし。

| | コメント (0)
|

さそり南中

立秋も過ぎ、日中も風がどことなく秋めいている。

8時半頃にさそりが大きく南にかかっている。さそりの爪と心臓に加え、青い尾の星も見えてきた。都会ではこの数星しか見えないが、それでも心臓の赤はまことに印象的だ。

夜風も熱風であるが心地よく、線香花火でもやってみたい気持ちにさせられる。

| | コメント (0)
|

東都大学野球Ⅳ

昨日、週ベ(「週刊ベースボール大学野球2010春季リーグ戦決算号」)を読んでいて、今春の東都大学野球一部リーグが、勝ち点4が三校というすごい激戦だったのを知った。

東洋大、亜細亜大、中央大がお互いに勝ち点を一つずつ上げてつぶし合い、他の三校(国学院大、国士舘大、立正大)からはすべて勝ち点を上げている。

なにしろ、二部には往年の強豪・青山学院大、駒沢大、日大、専修大がいて、昨年秋に一部優勝かつ全国大会(神宮大会)も優勝した立正大が今春は最下位に転落、かつ入替戦で敗れて二部に転落という事態。

「戦国東都」恐るべし。

| | コメント (0)
|

旧七月

今日から旧七月になる。

今日の夕、金星・土星が西空で接近。

| | コメント (0)
|

末伏

昨日は末伏。

くわしくは「中伏」の項を見よ。

| | コメント (0)
|

夏の雲

ここ数日、ぬけるような青い空と、白くて繊細な夏の雲が実に美しい。

| | コメント (0)
|

世界大学野球選手権大会

第5回の大会で、今回は初の日本での開催。この土日に行ってきたが、滅法面白かった。

まず土曜日の中国戦。

プログラムを見ると、中国の選手はコーチを除いて全員「華東政法大」の所属である。だから中国選抜チームというより「日本選抜vs華東政法大」の試合。でもこの大学、普段はどこと試合しているのだろう?まさかいつも紅白戦?

中国の先発・夏康男は球速が130キロ台しか出ない。日本の打線が爆発したのは4回で、簡単に二死のあと、ランニングホームランと普通のホームランのアベックを含む8連続安打で7点を取り、10-0とした。
中国チームの打者は日本の投手の球速についていけず、ファールがほとんど一塁側(つまり振り遅れ)に飛んでいた。

試合は15-0、6回コールドで日本が勝ったが、反対側の三塁側にいた中国の子供たち(学校か何かだろう)が、スタンドにファールが飛んでくると集団で走っていくのがおもしろかった。自分たちの近くに落ちるファールではなく、最前列に坐っているのにスタンドの上のほうへ飛んだボールを拾いに行くのである。一人の子がボールを取って奇声を上げていたときは球場全体の笑いを誘った。

続く日曜日のキューバ戦。

試合前の練習からして捕手が投げた球が野手の胸でなくベース上(というかベースの真横!?)に低くぴったりと飛んでいく。

試合でも身体能力の高さを見せ付ける。ランナー一塁でショートゴロの間に走者は疾走して三塁までおとしいれる。1回表に二本の特大のホームラン。守ってはライト線の二塁打と思った打球が、ライトがいつのまにか捕球・返球して単打になるなど、ほとんど野球漫画のような世界。特に瞬発力ととっさの判断力がすごいと思った。これが国際試合の醍醐味である…。

日本が初回の3点をはねのけて2回に4-3と逆転するも、結局敗れ、これで予選を二位で通過。今日の夜横浜スタジアムで台湾とのトーナメント一回戦(=準々決勝)だ。

| | コメント (0)
|

« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »