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桜草

歴史民俗博物館所属の「くらしの植物苑」。そこで特別企画として「季節の伝統植物」が始まり、その第一弾が「伝統の桜草」だった。

サクラソウは、江戸時代荒川の河辺などに自生している花が愛されて園芸品種となり、江戸園芸文化の中に取り込まれた。
西洋の園芸種より大ぶりなのだが、密生しないため簡素な感じを受ける。それで明治以降次第に廃れてしまった。
今回、そのような江戸から近年にかけて栽培されてきた品種を展示していた。

今回は時間がなかったため、博物館には入らずに「暮らしの植物苑」だけ。しかし、企画展の桜草以外に人間にとって有用な植物を色々植えており、時々散策に来てもよいなと思わせる雰囲気だった。

さて、色々と展示してある桜草の品種から、特に目についたものとその特徴をあげてみると、
・日の丸  紅があざやか
・小町紅  同上 小輪
・入笠山  細い花弁 紅
・太子紅  桃色 花が桜型 品が良い
・即位の宴 大型 薄桃色のかすり
・紅児童  小型 赤紫 白ふち
・姫簪   ちぢれ 紅色 わずかに白ふち
・五大州  玉咲き 桃色
・銀覆輪  玉咲き 外は紅 中は白
・落葉衣  ちぢれ かすり
・新雪   抜けるような白
・臥竜梅  玉咲き 小型 白
・紅葉の里 深紅 ちぢれ
・金陵台  紅 ちぢれ
・竜田の夕 大型 紅
・戸田    紅が品が良い
・関台紅  紅があざやか
・こぼれ紅 紅があざやか
・岩木山  品が良い
・母の愛  ちぢれ 垂れ咲き 白
・三国紅  やや小 玉咲き 紅

この中で私なりのランキング
1位 姫簪
2位 新雪
3位 太子紅
4位 戸田
5位 日の丸

この企画は5月9日(日)まで。また、「季節の伝統植物」は、以後「伝統の朝顔」(8月)、「伝統の古典菊」(11月)、「冬の華・サザンカ」(12・1月)と続く。期待したい。

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コメント

簡素で可憐なサクラソウは好きな花です。

30年も前に、妹が持っていたマンガ、大和和紀の「アラミス’78」だったかのセリフに『サクラソウはプリムラ』という言葉があって、モーレツに記憶に残っています。

これらは全然違う花に思えますが・・・
確かに学術上では同じ属の植物なんですね。(^^;)

それにしても・・・
特に目についたものだけでこれだけをリストアップされるとは・・・
さすがです。^^

もしかしたら・・・
ご覧になった中にプリムラのようなサクラソウがあったかも!?

いや「サクラソウ=プリムラ」であるのなら、そういう必要すらないのかもしれませんが。^^

投稿: クラウディオ アラウ | 2010年5月 8日 (土) 11時34分

ありがとうございます。

いわゆる丸い可愛い花が咲く園芸植物のプリムラは、プリムラ・ポリアンサで、それ以外に西洋の園芸種でプリムラ・マラコイデス、プリムラ・オブコニカ、プリムラ・ジュリアンがあります。
日本のサクラソウは同じ属ですがプリムラ・シーボルディという学名になり、ちょっと種類が違います(マラコイデスと感じは似ていますが)。

感じとしては葉っぱは同じですが茎は上へ少し長く伸び、花も少し大ぶりで桜の花の小型のような型になります。色は白と桃色、紅、深紅とかすり入りしかないようです。

日本の方が密生せず素朴な感じです。

投稿: ロイヤルトランペット | 2010年5月 8日 (土) 22時07分

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