« 八十八夜 | トップページ | 東京六大学野球 早稲田大学vs東京大学二回戦 »

クラシックフェスティバル

去る4月29日・昭和の日は、佐倉の歴史民俗博物館までサクラソウを見に行く予定であったが寝坊し、PCを見ているとピアニスト高橋多佳子さんのブログで案内があったので、表題の日本演奏連盟・第22回クラシックフェスティバル「パリ最後のリサイタル&もっとショパン」に行くことにした。

15時から当日券発売ということだったので、時間を計って14時45分に「池袋」駅に到着、15時に「東京芸術劇場」に無事時間通り到着。だが、様子がおかしい。大ホール前のチラシには「スッペ序曲」とか書いてある。むむっ、これは東京文化会館(上野)かと気付いて反転。池袋から山手線で上野へ行き、15時30分に当日券を手にして入場した…。ここの小ホールは何度となく来ているが、大ホールに入ったのは実はこれが始めて。残り少ない当日券のS席で、2階右の出っ張ってる部分へ。

ショパン生誕200年に合わせた企画で、第1部と第2部でショパンのパリ最後のリサイタル(1848年2月16日)のプログラムを可能な限り再現し、それプラス第3部「もっとショパン」を加えたもので、16時から20時30分までの長丁場、「丸ごとショパンの夕べ」という感じで充実感があった。

プログラム
 <第1部>
・モーツアルト ピアノ三重奏曲k542(Pf野平一郎、Vn岡山潔、Vc木越洋)
・ベッリーニ  六つの歌から三曲(Sp高橋薫子、Pf河原忠之)
・ショパン ノクターン第8番Op.27-2 同第13番Op.48-1 舟歌Op.60(Pf宮谷理香)
・ドニゼッティ 歌劇「愛の妙薬」から(Sp高橋薫子、Pf河原忠之)
・ショパン 練習曲集から「エオリアンハープ」Op.25-1 「革命」Op.10-12 子守歌Op.57(Pf高橋多佳子)

 <第2部>
・ショパン チェロソナタOp.65(Vc堤剛、Pf清水和音)
・マイアベーア 歌劇「悪魔のロベール」からアリア(Te中鉢聡、Pf河原忠之)
・ショパン 24の前奏曲Op.28から第3番、第8番、第11番、第12番、第15番「雨だれ」、第18番(Pf迫昭嘉)
・ショパン マズルカ第5番Op.7-1 同第6番Op.7-2 ワルツ華麗なる大円舞曲Op.18 ワルツOp.64-2(Pf神谷郁代)

 <第3部>
・ショパン バラード第1番Op.23 スケルツォ第2番Op.31(迫昭嘉)
・ショパン 幻想即興曲Op.66 幻想ポロネーズOp.61(Pf:清水和音)
・ショパン(小林仁編) ピアノ協奏曲第2番Op.21 第2楽章(Pf迫昭嘉)
・ショパン(小林仁編) ピアノ協奏曲第1番Op.11 第1楽章(Pf神谷郁代)
協奏曲は指揮小林仁、フェスティバル室内オーケストラ

この中で宮谷理香さんの演奏はじっくりと聴かせる感じで、場内に静かに音が響きわたり、一番印象に残った。
高橋さんの「子守歌」は澄んだ感じで、言うなれば「水晶の城」という感じ。
他のモーツアルト三重奏曲、歌曲、チェロソナタ、ピアノ曲と、どれも聴き応えがあった。これもじっくり聴かせる清水さんの幻想ポロネーズは、「白帝城の劉玄徳」という感じ(?)。

最後の二つのピアノ協奏曲から楽章を一つずつの二曲。第2番の方は高校くらいの「青春の甘い夢」。第1番の方は大学に上がったあとくらいの「青春の苦悩」という感じで、小編成のオーケストラ(編曲版)なのでピアノ協奏曲というより、ピアノの背景の伴奏(通奏低音)みたいな感じであったが、最後を締めくくるのにふさわしいものであった。

前述のようにまだ日が高い16時前に入り、夜もすっかり暮れた20時30分過ぎに退出する長いものであったが、色々なジャンルの曲に浸ることができ、ショパン生誕200年を祝うのにふさわしい催しだった。

|

« 八十八夜 | トップページ | 東京六大学野球 早稲田大学vs東京大学二回戦 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 八十八夜 | トップページ | 東京六大学野球 早稲田大学vs東京大学二回戦 »