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道元『永平広録・上堂選』

道元『永平広録・上堂選』(講談社学術文庫1698)を毎日読んでいる。

道元の言葉が実に美しく、読んで背筋が伸びる心地がする。

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書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントありがとうございます。

『永平広録』は道元禅師の法話(法堂に集まった弟子に対してしたお話)を集めた本です。
映画「ZEN」を見たときに買った本が今ごろ生きてきました。

漢詩は、高校の頃に『唐詩選』(岩波文庫で三巻本)を寝る前に一首ずつ読んでいました。
中巻くらいから大学生になり、全部読み終わった後は『中国名詩選』(同じく岩波文庫で三巻本)に移りました。
社会人になってからはきつくなって中巻で頓挫し、今その本は最初から読み直して中巻の真中くらいまでいっています。

そのあと、植木久行『唐詩歳時記』(講談社学術文庫1190)がすばらしい本で、とても読めないなと思いつつ季節ごとに拾って読んでいる内に何年かで全部読み終わりました。

それから、『漢詩歳時記』(同朋舎・角川書店)という春秋が二巻ずつ、夏冬が一巻ずつ計六巻という本がある事を知り、絶版状態だったので古本屋やアマゾンで買い揃えて、今はそれを毎朝読んでいます。

コツは、シャープペンシルでレ点を振っていくこと(手を動かすことで脳が活性化する)で、それもすぐには振らず、一読目は原文(白文)だけ見て意味を考える、二回目に読み下しを見て丁寧にレ点を振る、それからもう一回レ点を振った原文を見て考える、次に始めて解釈を見て、最後にその解釈が頭に残っているところでもう一回原文を見直します。

こう書くと「勉強」のようですが、良い酒を一気飲みせずに舌で味わうのと同じです。

詩の場合は特に特殊な用語や古事成語を踏まえた言い回しなどがありますので、訳を見ないとわからないところがあって全くかまいません。ただ毎日読んでいると、平易な句や文なら白文で意味がわかるようになります。

お試しください。

なお、『唐詩選』は語釈が詳しく、『中国名詩選』は大昔から現代までの詩を時代を追って読めるのは良いのですが、語句の説明が少ないという欠点があります。
テキストは上記の書のほか、岩波文庫で『李白詩集』『陶淵明詩集』『杜牧詩集』なども出ています。

投稿: ロイヤルトランペット | 2010年4月15日 (木) 07時40分

安曇野の大王わさび農場の遊水地の上の高台に「道元」と題した異形の彫像がありました。
衣装を何も着けていないように見え、違和感がありました。

道元の思想は率直に言ってなかなか理解できませんし、体現するなどとてもできませんが、このようにその思想を遺してくれている弟子がいる祖師は強いですね。
今に残る宗派は、必ず立派な祖師がいて、リッパな中興の祖があるんでしょうね。

高橋さん・・・
やっぱり2枚組みのCDを堪能したようによかったですよ。

投稿: クラウディオ アラウ | 2010年4月16日 (金) 23時25分

コメントありがとうございました。

>塩田さん
『唐詩選』は最初が「古詩」なのでちょっと大変ですが(四行の絶句や八行の律詩と違い制約が無い詩形なので長い詩が多い)、毎日楽しんでください。

>アラウさん
少なくとも「上堂」に関しては、思想以前に道元の言葉(講話)を生で聞くようで、力になります。
他の禅の本を読んだ限りでは、禅の思想は頭で理解するのでなく(「理解する」とかも超越して?)、ひたすら鍛錬する、行ずる、というもののようです。
いずれ、またこの本から言葉をご紹介できたらと思います。


投稿: ロイヤルトランペット | 2010年4月17日 (土) 11時49分

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