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吾妻線

今日は夏の青春18きっぷがまだ余っていたので、吾妻線に乗ってきた。

日帰りで関東近郊のローカル線に乗りたいと思い、何年も前から、身延線、水郡線、両毛線、磐越東線、飯山線、只見線、飯田線と乗ってきたけれど、吾妻線だけはまだ乗っていなかった。
先日、別件で渋川まで行く時、高崎で「大前行」の電車がとまっていたのでこれだと思い、急遽今日決行した次第。

ところが、朝駅へ行って見ると点検工事のため湘南新宿ラインが10:30まで運休している。やむなく上野回りに切り替えたが、8時過ぎに高崎行きが出てしまい、次の高崎行きまで約40分無い!しょうがないので大宮まで行き、大崎から動いている湘南新宿に乗って高崎を目指したが、籠原駅のポイント故障で20分弱遅れ、余裕を持った到着のはずがギリギリ間に合う始末。そのため良い席が取れず、眺望がままならなかった。

下りの向って左が渓谷なのだが、よく見えない。

終着の大前は何もない駅だ。鉱山のために路線を延長したがここで止まったという話で、はるか対岸に嬬恋村役場があるはずだが三両列車が止まれるだけの終着の一面ホームと踏み切り、川に架かる橋以外に何も無い。みんな降りて川の橋の上などで休んでいる。

最近読んだ渡辺実『日本食生活史』の冒頭の総括で「山島には多くの火山脈が縦横に走り、これから多くの河川が流れ出し、それらによって地形は多様な変化を持ち、風景が絶佳になっている。それゆえに世界に希な景勝に恵まれた国となっている。」という一節を思い出す。
そんな景勝を車上から流れる景色として十分に鑑賞できるのだから、地方交通線に乗ることは窓から風景をじっと眺めているだけで心が晴れ、まことにたのしい。

沿線でススキがもうやわらかく繊細な穂を出していたのが印象的だった。1時間45分戻って渋川で上越線と合流。

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