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入梅

今日は入梅で、立春から百三十五日目になる。

『漢詩歳時記 夏』の梅雨の詩を最近拾っているが、秀句が多い。

湛湛長江去       湛湛として長江去り
冥冥細雨来       冥冥として細雨来(きた)る
(杜甫「梅雨」)

黄梅時節家家雨   黄梅の時節 家家の雨
青草池塘處處蛙   青草の池塘 処処の蛙
(趙師秀「約客」)

風驅急雨灑高城   風駆りて 急雨 高城に灑(そそ)ぎ
雲壓軽雷殷地声   雲圧して 軽雷 地に殷たる声
(劉基「五月十九日 大雨」)

五月行人秣陵去   五月 行人 秣陵に去(ゆ)けば
一江風雨昼濛濛   一江の風雨 昼濛濛たり
(王士禛「金陵道中」)
など。

いずれも、静かな、あるいは激しい雨の風景が目に浮かぶようだ。

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