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小寒

昨日は小寒だった。「雁が早くも北に向かい(本当かなあ)、鵲が巣作りを始め、雉が雌を求めて鳴く」という。

でも、節気の記事を書いたり漢詩歳時記を読んで次第に思うようになったのだが、やはり旧暦と新暦の季節の食い違いはおおいがたい。正月が来てその頃の節気は本来立春のはずだが、また十二月の節気の小寒に戻ってしまう…。だから「明日は新年で梅も花を咲かせようとしている」という漢詩を読んでもぴんと来ないし、立春は本来1月、春分は本来2月、上巳(ひな祭り)は今でいう4月の気候の良いときで、端午の節句は今の6月の湿気の多いときであり、七夕は猛暑真っ盛りだがそろそろ秋の気配も立つかという今の8月だし、重陽(九月九日)も菊が見頃になる10月であるし、冬至は今は12月の年末だが本来11月で、それで官吏も七日間の休暇を与えられた。今だと正月にかぶってしまう。
私は旧暦礼賛論者ではなく、一年の日数が一定していない旧暦(太陰太陽暦)の不便さはわかっているつもりだが、この季節感のズレは何とかならぬかと思ってしまう。地球全体で一ヶ月(一月の中気の「雨水」が一月に入るように)暦を後ろにできないだろうか。

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