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日産の歴史

「横浜市民プラザ」で日産自動車の高橋副会長の講演を聞いた。
ガソリン自動車の歴史をからめながらの社業発展の歴史で、資料も良くまとまり、非常に興味深かった。
その中で目を引いたのが、創業者の一人・米人ウィリアム・R・ゴーハム氏。品質管理の専門家として大正7(1918)年に来日し、日産入社後工場建設に尽力した。日本の家内工業のすぐれた点を高く評価し、「日本とアメリカのすぐれた点を融合する」と挨拶していたという。
日米戦直前の昭和16(1941)年に夫妻そろって日本国籍となり、合波武 克人(ごうはむ かつんど)と名乗った。「波のかなたアメリカ」と「武士の国日本」が「和合」する意味を込めたという。昭和22(1947)年専務取締役を退任。
妻のへーゼルさんも生け花、人形、陶器、庭園など日本文化に魅せられ、1960年の日米修好100周年には夫は自動車工業で、妻は日本文化振興で夫婦ともども顕彰されたという。

なお、講演資料によると昭和8(1933)年の日米欧各国の乗用車、トラック、バスの生産台数(カッコ内は保有台数)は概数以下のごとくだった。
日本:1万7千(11万)、アメリカ:189万(2388万)、イギリス:29万(174万)、フランス:19万(186万)、ドイツ:9万5千(68万)、イタリア:4万(29万)。
これでは日独伊が米英仏に歯が立たないのも無理はない。

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