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寒露

10月8日は二十四節気の寒露。
9月下旬までしぶとく鳴いていたツクツクボウシもさすがに影を潜めた。
夏の間毎日涼味に満ちた赤い花を咲かせて眼を楽しめてくれた通勤途上の朝顔も枯れ果て、茶色の実をつけている。
『漢詩歳時記 秋』(同朋舎)で連日「秋の憂愁」について読んでいる。
『唐詩歳時記』によると、秋は「士(おとこ)が悲しむ」季節であると。
凋落する秋の季節になぞらえて、偉丈夫は己の経世済民の志が実現できないまま空しく老いていくのを激しい焦燥感。空虚感を持ってしみじみと味わうのだと。
中国(大陸)においては秋の期間が短く、一足飛びに冬になるのであろう。そうでないと秋を悲しみ・憂愁の季節とのみ捕らえる感覚が理解できない。落葉、霜、揺落、雁群、秋風ばかりでは。
毎日読んでいて、例えば秋晴れの爽やかさをたたえるうたとかはないのかと欲求不満になる。
9月上旬で「白露」、10月上旬で「寒露」とは、大陸と日本では一ヶ月季節が違う気がする。

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