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重陽の節句

去る10月7日は旧暦の9月9日で重陽(ちょうよう)の節句だった。
それにちなんで『唐詩歳時記』(講談社学術文庫)で重陽のところを読んでみる。官吏は一日の休暇を与えられ、登高(高いところに登る)して宴会を開き、朱萸(かわはじかみ、グミとは違う植物で、赤い実がなるらしい)の枝を髪に挿し、菊の花を浮かべた菊酒を飲んで長寿を願った。日本の今の季節だと、菊が咲くには少しには季節が早い。
長崎くんちというのもこの「九日」が起源だと知った。
王維、杜甫の重陽の詩を読む。杜甫の白頭や病身を嘆くうたは若い時はただ暗いとしか思えなかったが、この年になってみると自分の身に引き合わせる感覚がないでもない。

万里 悲秋 常に客となり
百年  多病 独り台に登る
艱難 苦(はなは)だ恨む 繁霜の鬢
[さんずい尞]倒新たに停む 濁酒の杯
(杜甫「登高」)

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