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2008年10月

ハローウィン

今日、横浜の元町を歩いていたら、ハローウィンでとんがり帽子をかぶり、かぼちゃのちょうちん(?)を持った子供たちが歌いながら歩いていた。
この行事は日本でもやっていたのか。

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今日の漢詩

毎朝、『漢詩歳時記』(同朋舎)か『唐詩歳時記』(講談社学術文庫1190)に目を通している。その中で目を引いた詩を引用してみる。

   秋夜月   劉基(明)
秋夜月  黄金波
照人哭  照人歌
人歌人哭月長好
月缺月圓人自老

   秋夜の月
秋夜の月 黄金の波
人の哭するを照らし、人の歌うのを照らす
人歌い、人哭して月長(とこしえ)に好し
月欠け月円(まど)かに人自ずから老ゆ

まず詩型が面白い。俗にいう三三七拍子、かつ同じ語句を使っているため、このまま素に音読するだけでもリズミカルである。解説の石川忠久氏は七言古詩と書いているが、こんな詩型の古詩があるのだろうか?

秋の夜の月の光は、黄金の波になって地上に注ぐ。泣く人を照らし、歌う人を照らす(石川忠久氏訳)。しかし、その地上の人が、泣いたり、歌ったりしている間も月は永遠に輝いている。そして、月が欠けたり満ちて歳月が流れる間に、人間は老いていく…。
人が歌い、人が泣く間にも永遠を保つ月。
月が欠け、月が満ちる間にも老いてゆき、やがて死に到って消滅する人間。
その対比が明るい秋の満月の光の下に歌われていて、まことに詩句は平易ながらその内容は胸を打つものがある。
作者の劉基は、いわずと知れた明の建国者朱元璋の片腕。実務にも才を発揮した文人だからこそ味わえる人の世の栄枯と悲哀といえようか。

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点灯の下の激闘~早稲田vs明治二回戦

六大学リーグの天王山というべき早明戦は、土曜日の第一戦が見られなかったため二回戦から見た(10月19日)。
両校のスターティングラインアップ。

先攻 明治大学
8 小林雄(新田)             4年
5 梅田   (明徳義塾)       4年
6 荒木郁(日大三)          2年
9 池田   (愛工大名電)    4年
3 安田   (PL学園)         3年
7 小道   (二松学舎大付)  3年
2 中野   (拓大広陵)       4年
4 佐藤   (青森山田)       4年
1 野村   (広陵)              1年

後攻 早稲田大学
4 上本  (広陵)             4年
2 細山田(鹿児島城西)     4年
7  松本啓(千葉経大付)     4年
2  原    (桐蔭学園)       2年
5 宇高 (今治西)            2年
3 泉   (国士舘)            4年
6 松永 (広陵)                2年
8 小島宏(愛工大名電)     4年
1 須田 (土浦湖北)        4年

前半、中盤は(ビールで酔っていたから良く覚えていないが)完璧な投手戦だった。
早大は法政戦不調の松下を退け須田が先発、6回に左の大前をへて「巨神兵がドーン!」こと三番手福井(済美)(※注1)にスイッチ。私は不安だったが150km/h近くの速球を投げしっかり押さえていた。
8回が始まる16時40分から点灯。以前は秋のリーグ戦で点灯は珍しくなかったが、第一試合が11時始まりに変更になってからはあまり見ない。やっぱり薄暮、点灯だと速球投手に有利?
そのまま0-0で迎えた9回表、明大は2死1、2塁から代打戸田が左前に運んだが、2塁走者が本塁で憤死。早大もその裏1死1,2塁とチャンスを作ったところで暴投。ベンチ前にボールが転々と転がっているのを見て2塁走者の上本が三進のみならずそのまま本塁へと突進したがさすがに送球を受け本塁でタッチアウト。なおその後のチャンスに中軸の原、宇高から一発が出ず絶好のサヨナラのチャンスを逸した。
延長に突入し10回も両校出塁しての激しい攻防が続いたが両校加点できず、11回からは再び膠着状態となり、12回早大四番手大石の前に明大は三三振に倒れ早大の裏の反撃に期待がかかる。しかし代打土生、6番泉と倒れ、続く代打坂本がレフト線に二塁打してサヨナラの期待をつないだが8番小島が空振り三振に倒れ、無念の引き分け。午後6時を回り、規制があるのか応援団は太鼓をたたかない応援に切り替え、試合終了とともにそのまま両校のエール交換となった。太鼓がないので校歌や応援曲も間が抜けていたが、それなりに味があった。
MVPは巨神兵こと福井かな。150km/hを出していたから。

ところで、前から思っていたのだが、東京六大学野球を三国志の群雄にたとえると以下のようになると思う。
 早稲田大        曹操
 明治大      劉備
 慶応義塾大   孫権
 立教大           袁紹
 法政大           呂布
 東京大           李カク・郭汜
(ということで今日は玄徳に引き分けかよ さすがにしぶとい…)

(注1)昨年春の早大vs立教戦において一年生の福井が途中から登板、激しい立教の追い上げにあい、球場の声援にびびったのか捕手からの送球を落としたのを見て「腐ってやがる…。早すぎたんだ!」とスタンドで見ていた私がうめいたことからの命名。

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明大・野村が防御率0.00

今朝の新聞報道によると、明大の野村が今シーズンの日程を終了し防御率0.00の由。1964年の江尻(早大→大洋)以来44年ぶりの快挙とのこと。
34回2/3は過去達成の5人の中でも最多イニングということで、まことに凄い一年生投手。去年の夏の甲子園の広陵高のエースであるのは言うまでもない。 

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東大vs法政三回戦

東大が5-4で法政にサヨナラ勝ちだってぇぇぇ。

東大の鈴木が2勝目。東大のピッチャーが一シーズンに2勝するとは…。

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東大vs法政一回戦

今、東京六大学のHPを見たら法政と東大が1-1で12回引き分けだと~。
東大の判定勝ちにはならんのか。

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早稲田vs法政三回戦

ということで、土曜日斎藤で負け、日曜日はなんとか引き分けての崖っぷちの一戦。
祝日(10月13日 体育の日)で、一試合しかないので13:00開始。これはありがたい。普段は第一試合の前に球場に入るので買えない秩父宮ラグビー場前のタコ焼きを食べながらビールが飲める。こんなことでもないとたこ焼きなど食べない。11:00開始のときは球場のフランクフルトもまだやってないのでチーカマだが、これではちょっとねえ。
ビールは試合への集中力がそがれるので、早慶戦の時(この時は試合開始まで時間が有り余るので)以外禁止していたが、球場で飲むとうまいので崩れてしまった。

先攻 法政大学
8 和泉    (横浜)                      3年
4 難波    (中京大中京)            1年
9 亀谷    (中京大中京)            3年
7 加治屋 (育英)                     3年
3 佐々木  (作新学院)               2年
2 石川    (小山西)                 3年
5 柴原    (長崎日大)               4年
6 長谷川  (常葉菊川)               1年
3  小松  (室戸学習塾いや室戸)  4年

後攻 早稲田大学
4 上本     (広陵)           4年
2 細山田  (鹿児島城西)      4年
8  松本啓  (千葉経大付)      4年
4  原        (桐蔭学園)                2年
5 宇高     (今治西)         2年
3 泉        (国士舘)         4年
6 松永     (広陵)                    2年
8 小島宏  (愛工大名電)           4年
1 斎藤佑  (早稲田実)              2年

先発斎藤は昨日の六投手に比べると見ていてやはり安心感がある。
一方法政は先発のエース小松を3回にはやばやと代えた。どんなものかと思ってみていたが。結局早大が2、4、8回と加点し、斎藤が6安打完封して5-0で勝った。
MVPは3番松本啓二郎、4打数3安打打点1。また上本が2安打、2四死球。この二人が活躍してくれると勝つ。5番宇高が無安打と不調が気になるが。

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霜降

明日は霜降。犲(やまいぬ)が鳥や獣を殺して並べて祭り、蟄虫が土の中に入る。つまり10月下旬の霜降は3月上旬の啓蟄の逆なわけだ。
前回にも書いたが、まだ霜というのは早すぎるようだが、華北や中原ではもう霜が下りるのだろうか。秋の漢詩には霜の描写がしばしば見られる…。

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東京六大学野球2008秋季リーグ戦 立教vs東大二回戦&早稲田vs法政二回戦

(すみません.先週の話です)
土曜日の一回戦を見に行けなかったので、11日の日曜日の朝から表題の試合を神宮球場に見に行く。
10:30に入場すると、こちら側(三塁側)は東大のはずなのに学生席で立教の応援歌が流れている。変に思ってネクストバッターズサークルのマークを確認してみると確かに東大側なので、なんと球場が学生席に間違って入場させたのではないかと思ったら、気付いてみたら試合前の交歓応援だった。最近早慶戦以外でもこれをやるようになったのだった。
東大側はぎっしりとは言わないが、学生席の上のほうまで学生が入っている。実質上の天王山だからか?
それと、バックスクリーンのアオダモ植林キャンペーンの映像に会わせて「バットフォーエバー!!」をやるのは早稲田と明治だけかと思ったら、東大もやっていた(管見の限り、慶応や立教は絶対にやらない)。
両校の先発ラインアップは以下のとおり。

 先攻 東京大学
9 前代 (開成)       4年
7 古垣 (開成)      3年
8 鬼原 (栄光学園)  2年
3 笠井 (私立武蔵)  3年
4 高橋 (米沢興譲館) 3年
5 岩崎 (海城)          1年
6 濱田昌(茨木)         3年
2 大坪 (芝)             4年
1 前田 (栄光学園)    2年

後攻 立教大学
8 五十嵐(新潟明訓)  3年
6 伊藤公(清水東)    2年
7 田中 (佐賀西)     2年
3 浅山 (田辺)        4年
5 岡崎 (PL学園)     1年
9 末藤 (東邦)        3年
2 前田 (米子西)     2年
4 中山 (日大三)     3年
1 増田健(静岡市立)  2年

第一試合は本命試合ではないので、ビールを二杯飲みながら見ている。
試合経過は4回に東大前田が降板。二番手はエースの鈴木である。「鈴木の負担を軽減させるためにも、二番手の確立が急務」と週ベ(週刊ベースボール大学野球号)に書いてあるだろうが!
6回に立教がその鈴木から大量得点を奪い、10-0で立教が完勝した。

第二試合とのインターバルは25分である。しかし、今春に神宮球場を改造してから、第一試合が終わるとスコアボードをすぐ消すようになった。これは非常に不満である。試合後のエール交換で両校の校歌が流れている時に、試合経過とメンバーが書いてあるスコアボードを見ながら静かに試合を振り返るのが無上の時間なのに…。能率主義というか、さっさと消して次の試合のチーム名にしてしまってまことに味気ない。神宮球場係員の再考を望む。
さて、第二試合のスターティングメンバー。

先攻 早稲田大学
4 上本 (広陵)         4年
2 細山田(鹿児島城西)4年
9 松本啓(千葉経大付)4年
5 宇高 (今治西)      2年
3 泉  (国士舘)       4年
7 土生 (広陵)         1年
6 後藤 (早稲田実)   2年
8 小島宏(愛工大名電)4年
1 松下 (明徳義塾)   3年

後攻 法政大学
8 和泉 (横浜)          3年
4 難波 (中京大中京)1年
9 亀谷 (中京大中京)3年
7 加治屋(育英)         3年
3 佐々木(作新学院)   2年
2 石川 (小山西)     3年
5 柴原 (長崎日大)   4年
6 長谷川(常葉菊川)  1年
1 加賀美(桐蔭学園)  2年

なんと早稲田は4番の原をはずし、ほとんど公式戦に出ていない1年生の土生を6番、後藤を7番という奇策である。
ふたを開けてみると先発の松下をはじめ投手陣が制球定まらず大苦戦。ずっとおされ気味だったが何とかしのぎきって、ずっとやられていた加賀美に代打だ、さあ延長で反撃だ、と思ったら9回プロ併用日のため引き分けとなった。
法政の加賀美の好投に尽きる。
MVPは上本(早大 セカンド)。ピンチでヒット性の当たりを横っ飛びで押さえる美技で好捕した。あれが抜けていたら1点が入り、負けていた。勝利守備。

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横山光輝「殷周伝説」Ⅱ

土行孫と鄧セン玉との結婚を鄧九公に勧めに行く使者に立つ散宜生。あまりのことに唖然とする鄧九公ににこやかにかつ弁舌爽やかに説く。
こんな使者、散宜生しかできないよ。
この周の賢臣・散宜生はこの物語の中で一番好きな人物だ。冷静で、かつ知的で。

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正史三国志・呉書1

妃賓伝・孫権王夫人(南陽)伝を読む
「看病の疲れから、たおれて病気になると、宮女たちは夫人が前後不覚に寝ているのを見すまして、みんなして夫人をくびり殺し、急病で死んだのだといいまぎらせた」
ひどすぎ

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家庭教師ヒットマンリボーン12

雷属性を持つ敵の兵。頭は悪そうだが、それにしてもこちらの雷属性の使い手は何やってるのか…。
魔女帽、インド人風と、まだやばそうな連中がたくさん…。
前回から(?)OPとEDが変わった。L.MCの「88」とチェリーブロッサムの「Cycle」のコンビは最強だったが。少し勿体ない気がする。
OPから察するに
了平vsインド人
獄寺vsγ
山本vs澄まし男
の対決がこれから繰り広げられるのだろうか。

前回からの「ハルのハルハルインタビュー・でいんじゃらす」も可愛いし楽しい。ハルのテーマ曲も良いし、今回のマニアックな世界の珍獣には笑った。

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寒露

10月8日は二十四節気の寒露。
9月下旬までしぶとく鳴いていたツクツクボウシもさすがに影を潜めた。
夏の間毎日涼味に満ちた赤い花を咲かせて眼を楽しめてくれた通勤途上の朝顔も枯れ果て、茶色の実をつけている。
『漢詩歳時記 秋』(同朋舎)で連日「秋の憂愁」について読んでいる。
『唐詩歳時記』によると、秋は「士(おとこ)が悲しむ」季節であると。
凋落する秋の季節になぞらえて、偉丈夫は己の経世済民の志が実現できないまま空しく老いていくのを激しい焦燥感。空虚感を持ってしみじみと味わうのだと。
中国(大陸)においては秋の期間が短く、一足飛びに冬になるのであろう。そうでないと秋を悲しみ・憂愁の季節とのみ捕らえる感覚が理解できない。落葉、霜、揺落、雁群、秋風ばかりでは。
毎日読んでいて、例えば秋晴れの爽やかさをたたえるうたとかはないのかと欲求不満になる。
9月上旬で「白露」、10月上旬で「寒露」とは、大陸と日本では一ヶ月季節が違う気がする。

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重陽の節句

去る10月7日は旧暦の9月9日で重陽(ちょうよう)の節句だった。
それにちなんで『唐詩歳時記』(講談社学術文庫)で重陽のところを読んでみる。官吏は一日の休暇を与えられ、登高(高いところに登る)して宴会を開き、朱萸(かわはじかみ、グミとは違う植物で、赤い実がなるらしい)の枝を髪に挿し、菊の花を浮かべた菊酒を飲んで長寿を願った。日本の今の季節だと、菊が咲くには少しには季節が早い。
長崎くんちというのもこの「九日」が起源だと知った。
王維、杜甫の重陽の詩を読む。杜甫の白頭や病身を嘆くうたは若い時はただ暗いとしか思えなかったが、この年になってみると自分の身に引き合わせる感覚がないでもない。

万里 悲秋 常に客となり
百年  多病 独り台に登る
艱難 苦(はなは)だ恨む 繁霜の鬢
[さんずい尞]倒新たに停む 濁酒の杯
(杜甫「登高」)

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