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野尻抱影『星三百六十五夜』中公文庫

私のクラシックスというべき本の一冊。
一日一項ずつ星の話を書いた随筆集。初めて読んだのは高二のときだと思う。一日一話形式だから、しおりをはさんで毎夜寝る前に読んだ。季節の星座の移り変わりにつれて、ギリシャ神話をはじめ各国の神話、伝承、日本の星名、漢詩、天文学的知識、登山からはては芝居までが縦横無尽に、また落ち着いた語り口で語られる。
若い私を心酔させたのはその文体で、さすが明治生まれという感じで、私もこんな文章を書きたいと思ったものだった。
長く絶版になっていたが、最近春・夏・秋・冬の四分冊で中公文庫から復刊された。この名著がまた多くの人に読まれるのは喜ばしいことである。

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